tofugireの日記

インプット好きなtofugireが自分の整理のためにアウトプットするブログ

読了「当確師(真山仁)」

基本的に小説は文庫本しか買わない派なのだが、有楽町の三省堂真山仁さんの「当確師」のサイン本が売っていたため、買ってみた。

いままで自分が読んだ真山仁さんの本としては、「コラプティオ」以来2冊目の経済小説でない本。題材として選挙参謀は面白いけど、あまり裏側のどろどろした話はなく、普通に読み終わってしまった。自分の真山仁さんの経済小説を読む理由は「自分の知らない世界を垣間見たい」というところだと思うので、そういう意味ではこの本は自分には向いていなかったかな。

本題とは逸れるけど、「金持ちの道楽息子で、生活に必死になっていない人間」が社会のことを考えても机上の空論で知ったかぶりになりがちで甘い部分があるのかなぁ、ということは心に留めておこう。